今回は、2020年現在、入社3年目の3人にお話を聞きました。
テーマはずばり、「異動に対する、ぶっちゃけ座談会」!!
実は今回インタビューに答えてくれた3人は、
入社後に部署異動を経験しており、
2年間で様々な業務を経験しています。
「異動」と聞くと、ネガティブな印象を持たれる方も多いと思いますが、
実際エヴァー・グリーン社員が捉える異動とはどんなものなのか。
深掘っていきたいと思います。
左から、
栗脇立帆(入社3年目。企画生産管理課所属)
村上佳奈(入社3年目。EC2課所属)
平野真保(入社3年目。EC3課所属)
ーまずは、異動を告げられた時の率直な印象を聞いても良いですか。
平野さん
『正直、ウっとなりますね(笑)。
私の場合1年目で3回の部署異動を経験したんですが、プランニング面で困惑したのを覚えてます。所属してた課で業務のプランニングをしていても、部署異動となると自分のやるべきことを一から考える必要があって、「これからどうしよう」と頭を悩ませることもありました。だから本当に目の前の仕事をするのに必死だったんです。正直その先にある仕事の意義や目的を考える余裕はなかったですね。』
栗脇さん
『確かに。分からないことを先輩に聞きたいんだけど、そもそも何が分からないのかも分からない状況だったのを覚えてます。』
ー1年目での部署異動となると特に戸惑いは大きいですよね。
栗脇さん
『そうなんですよね(笑)
でもそこの負荷があった分、やっぱり成長実感はありました。
僕が最初配属されたのが、商品の企画や生産、管理をする部署で、そこで教わった業務の1つに、商品の追加業務がありました。在庫が切れそうになる商品の追加を行うのですが、後にEC課に配属されて店舗の運営を任されたときに、商品の売れ数から逆算して追加のタイミングが分かったりもしましたね。こういう成長の仕方は異動を経験しないとできないものなのかなと思います。』
佳奈さん
『私も異動を経て得るものは大きかったですね。お客様と密にかかわる部署に所属していたことで、今やっている店舗運営においてお客様目線を体現できたり、それ以前には様々なブランドの加工をやっていたので、クリエイティブ力の向上も感じています。今は1つの課に定着しているのですが、そうすると今まで異動を通して得た経験が財産になっていると感じます。』
ー異動を経験する中で、入社時の自分のビジョンがぶれてしまうことはなかったんですか。
佳奈さん
『ぶれることはなかったですが、遠回りしちゃってるんじゃないかという焦りはありました。
エヴァー・グリーンはメンズアパレルを扱う会社なんですが、私は入社当時からレディースブランドを立ち上げたいというビジョンを持っていました。
そして当然のことながら、ブランドを立ち上げるにはその人にそれなりの実績が求められます。だからこそ1つのブランドに集中して業務を行い、数字を作ることが近道だという感覚がありました。しかし異動が重なり、その度にやることが変わってしまうことに、「自分のビジョンを叶えられるのだろうか」という焦りを感じていた時期があったんです。
でも最近は、これが意外と近道だったんだなと思えるんですよ。
今1つの店舗運営を集中して行っている中で、「レディースブランドを立ち上げる」というビジョンにとっては、今まで経験した業務がすべて必要だったと感じます。複数のブランドの画像加工をすることで培われたクリエイティブ力や、お客様対応をする中で得た相手目線の考え方って、ブランドを立ち上げた後のことを考えると絶対に必要なんですよね。
だから実は、1年目でかなり近道をさせてもらってたんです(笑)
ー入社2年目の自分から見て、たった1年しか年次が変わらない先輩が、何年も上に思えるほど色んな事が出来るんだなと感じているのですが、そこの成長角度の秘訣は合ったりするんですか。
平野さん
『私は異動のタイミングで、異動先の部署の先輩が産休に入っちゃったんです。そしてそのくらいのタイミングで下の子が入社してきたので、分からないことを自分に聞いてくれてて。だから「私が分からないとやばい!」っていう危機感がありました(笑)。だからとにかく必死に業務を覚えて、今ではどんなことを聞かれても答えられるようになりましたね。なのである意味異動がつくり出してくれた成長角度でもあったんです。』
栗脇さん
『下の子に教えるとやっぱり僕らも成長しますよ。1年目の時は教わるばかりだった仕事の意義や目的を、今度は自分たちが教えるとなると、やはり自分たちの中の理解は深まりますからね。そこは成長角度がグッと上がった要因の一つだと思います。
自分たちは異動を経験して様々な業務を教わった分、下の子たちに与えれる知識の幅も多岐に渡ると思うので、今度は後輩の成長を作れる自分に成長しないとなと感じています。』
ーやはり異動には様々な負荷がかかるようで、それぞれが壁にぶつかっていたようでした。
ただ、そんな中でも自分のやるべきことに誠実に取り組み、自分や会社のビジョンと自分の仕事を照らし合わせて、
それぞれが業務に対して意味づけ・意義付けが出来るという、理念型のエヴァー社員らしい強い在り方を感じ取ることができました!