今回は、EC店舗を運営する店長のお2人にインタビュー。
EC店舗の運営者とはどんな仕事で、どんな想いをもって仕事に取り組んでいるのか。
同じ運営業務でも、仕事への観点や捉え方には違いがあるようで、それぞれが考える「店長論」について語っていただきます!
右から、
石谷年輝(EC1課所属/joker店長)
三井竜磨(EC2課所属/MinoriTY店長)
ー店舗運営者(店長)とは、何をする仕事なのでしょうか。
石谷:
「僕が考える店長とは、店舗全体を見まわして、店舗が問題なく回り、お客様が楽しめる場であるかを確認する仕事です。
EC店舗の運営にかかわる社員には、マーケティングに特化した人財、画像加工に特化した人財、写真撮影に特化した人財など、
色んな人がいるんですが、
店長は何かに特化して1つの業務に集中するわけではなく、
広く店舗全体を見渡すことで、24時間365日お客様が買い物できる空間をより快適にすることが仕事だと思うので、そこに注力しています。
三井:
「僕が思う店長の大きな仕事は、EC通販の規模拡大に伴いネット上に何千何万という商品がある中で、お客様のニーズに合った商品を適切に届けることだと思います。欲しいと思った商品をお客様が正確に見つけられるように、お店や商品を設計する事の意義はとても大きいと感じています。」
ーなるほど。ではお二人が店長という仕事を通してお客様に届けているものは何ですか。
石谷:
「単に洋服・ファッションというよりは、それを身に着けた先にある喜びや満足感、「カッコいい」という感情だと思います。
僕はカッコいい男性を世の中に増やしたいという思いがあるんですよ。
男性は女性よりもファッション感度が低いと思うのですが、見た目はやはり大切です。
見た目が変われば、内面的なものの考え方も変化し、そこから人間関係や人生の質までも変わっていくと信じています。
そしてECのメリットとしてより広範囲の人に価値を普及できるという事がありますよね。
だからこそより多くの人にjokerが作りだす「カッコいい」を届けたいと思っています。」
ーではメンズファッションのEC事業を通して創り出したい世界観はありますか。
三井:
「これからの時代はどう考えてもオンラインが広がっていくんですが、
どれだけECが発展しても結局人同士の関わりが大切だと思うんです。
ECだと我々店側もお客様も、
お互いの顔が分からない中で買い物が行われるので、
人同士の繋がりや関わり合いがどんどん減っていく気がしています。
でも、そうやって利便性を追求した世の中って少し寂しい感じがしませんか?
リアル店舗で感じられるような、店員とお客様との繋がりってとても大切なことだと思うんです。
なので、僕はこの事業を通して
ECにおいてオフラインで感じられるような体験を作りたいと考えています。
そんな流通の形が出来れば、
「個性の輝きと繋がる」という理念を掲げ、人同士の繋がりを重視するエヴァーらしい
社会への貢献なんじゃないかと思います。
ー石谷さんはEC1課を、三井さんはEC2課をそれぞれ任されていると思うのですが、
それぞれの課が目指す先を教えてもらえますか?
石谷:
「1課としては、自社の商品を着てくれている人を増やしたいと考えています。
自分が外出した時に、jokerの商品を着てくれている人を見るのは、
僕の中で1つのやりがいなんですが、その割合を増やしていきたいんですよね。
街に出た時に、必ず一人や二人はjokerの商品を着ている人を見つけられるようになりたい。
そこからの逆算で、だいたいどのくらいの人に認知してもらえるかが分かるので。」
三井:
「2課としては、MinoriTYのロゴがついた商品を、
恥ずかしいと思わずに着てもらえる状態をつくりたいですね。
ロゴものの商品を着てもらえるかどうかって、
そこのブランドが好きか、嫌いかというより、
どれだけの人がそのブランドを知っているかだと思うんです。
認知を広げて、MinoriTYのロゴが付いた商品を着たいと思ってくださるお客様を
どんどん増やしていきたいと考えています。」